まましごと応援団

企業インタビュー

ママでも、ではなくママだからこそできる仕事を世の中に広げていきたい。

ママでも、ではなく
ママだからこそできる仕事を
世の中に広げていきたい。

株式会社ミキハウス

人事部 部長藤原 裕史

会社概要
1971年の創業から「子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに」をスローガンに、子ども服事業を展開してきたミキハウス(三起商行株式会社)。現在はファミリー関連商品の企画・製造・販売、出版・教育・子育て支援などの文化事業も手掛けている。全国200店舗。従業員1200名。女性比率は9割を数え、店舗の子育て経験者は4割を超えていると言う

子育て経験があるからこそ、できる仕事があると思うんです

子育て経験があるからこそ、できる仕事があると思うんです

今から20年ほど前、ミキハウスは主婦層の採用をスタートさせました。当時、弊社は2歳から小学校入学までの「キッズ」領域では高い評価を受けていたのですが、新生児から2歳ごろまでの「ベビー」領域では充分に力を発揮できていない状況でした。「お母さまに命が宿った瞬間からお付き合いをしていきたい」という経営陣の願いもあり、お子さまに対するファッションアドバイスだけでなく、子育てに関する情報、知識も提案できるようなサービスの実現を決意。以来、ブランドの躍進に「子育て経験のあるスタッフ」はかけがえのない存在です。また、彼女たちの提案から生みだされたヒット商品も多いです。昨今、短時間勤務など「ママでもできる仕事」は増えてきましたが、「ママだからこそできる仕事」はまだまだ少ないのが現状です。母親が母親であることを、もっともっと活かせる社会へ。その一助になればと思い、当社は『まましごと応援団』サポート企業として、コンソーシアムへの参加を決意いたしました。

ママスタッフの能力を活かす制度を導入した結果、売上拡大、社外賞受賞

ママスタッフの能力を活かす制度を導入した結果、売上拡大、社外賞受賞

2009年、ママスタッフの活用を強化するため、当社は「認定子育てキャリアアドバイザー」制度を設置。年2回、勉強会を実施し、商品知識はもちろん「沐浴の仕方」「おむつの替え方」などの知恵を身につけたスタッフを、子育てのスペシャリストとして認定することにしたのです。当時は「パートなのにここまでやるの?」といった声があがることも覚悟していたのですが、意外にも現場から届いたのは「こういう機会を待っていた」というポジティブな反応でした。制度導入後、お客様の満足度は向上し、新たな顧客接点を生みだすことに成功。2010年下期の売上は昨年比114%となる30億円を達成し、社外賞であるキッズファッション大賞も5年連続で受賞。現在にいたっては、当時の倍以上の売上70億円を目標とするまでに急成長しています。彼女たちの仕事を目にするたびに舌を巻いており、その責任感、提案力、タイムマネジメント能力の高さにはただただ驚かされるばかりです。

子育ての実際を発信し、女性のキャリアを応援していきたい

子育ての実際を発信し、女性のキャリアを応援していきたい

現在、当社では育休・産休中のスタッフを対象に「ママ&ジョブミーティング」を開催しています。先輩ママ社員の経験談や復帰後の1日のスケジュールを伝えることで、「卒乳するのであれば育休明けの3ヵ月前からがベスト」「復帰の7ヵ月前頃には保育園の下見に行った方がいいな」と将来すべきことが明確になっていきます。子育ての実際を知っているかどうかで復帰できるかどうかの判断は違ってきますし、もしかするとその先の人生も大きく変わってくるかもしれない。そのような意味で言えば、今後はお母さんになった後ではなく、それより以前から「女性のキャリアプラン」を考えるきっかけを企業側が提供していくべきなのかもしれません。子育てをしながら働くことが当り前となる時代、母親が安心して働くためのアイデア、サービス、商品はまだまだあるはずです。世の中にイキイキと働くママが増えれば、日本はもっともっと良い国になる。ミキハウスの挑戦は始まったばかりです。

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